「美味しい!」
夢中で食べる様子を少年は満足そうに見ていた。
「ところで何か急いでいるみたいだったけど
どこか行く途中だったのか?」
「実は………」
エリヤ王子に新年パーティに招待されたことを告げる。
と、少年はそれを聞いてにっこりと笑った。
「なんだ、それなら俺も招待されているんだ。
実はこれ、そのパーティの料理だったんだ。
今から行こうと思ってたんだけど、一緒に行くか?」
さて、どうしましょう。
喜んで一緒に行く | ちょっと迷ったけどここで別れる |