またしばらく歩いていると
目の前に変な女が現れた。

「どこに行くの?」

いきなりそう尋ねられ、
戸惑いながらも素直に、エリヤ王子の招待で城に行く途中だと告げる。

それを聞いた女は突然怒り出した。

「何ですって!
作者の私さえ招待されてないってのに
どうしてあんたが招待されてるのよ!
うき――――っ」

真木はそう喚くと、
凶暴化して襲いかかってきた。

「パーティなんかに行かせるもんですかっ!
あんたも私と一緒にここで指咥えて見てるのよっ!!」

手にしていた縄でぐるぐる巻きにされ
近くの家に監禁されてしまった。






こうして、貴方はパーティには行けなくなりました。



………ご愁傷さまです。









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