第三回カップル人気投票第一位記念インタビュー
真木(以下、真) : | え〜、皆様にはいつもこんなへぼサイトに来てくださり、厚く御礼を……。 |
デューク(以下、デ : | ……おい。 |
真 : | なのに最近更新のペースががた落ちという無様な状況でして………。 |
デ : | おい。 |
真 : |
いえ、早く更新しなきゃとは思っておりますの。ええ、いつもいつもまるで脅迫観念の ように頭の中をぐるぐると……・。 |
デ : | おい。 |
真 : |
こんなことじゃあせっかく来てくださっている皆様にもいつか愛想をつかされてしまう だろうと、びくびくしながら思ってはいるのです。いるのですが何せ今バタバタバタバタ 何かと忙しくて、夜はもう眠くて眠くてうとうととしてはPCに頭をぶつける始末………。 いえ、ダメージが心配なのは真木の石頭じゃなくてPCの方ですがね……。 |
デ : | おいっ!!! ……ガコッ!(真木の頭を殴る) |
真 : | きゃあっ!! 痛い痛い痛い! 何するのよっ!!!。 |
デ : | 何とはこちらのセリフだっ 人が呼んでいるのにずっと知らぬ顔をしてっ 大体 その態度は何だ! それが客に対する態度かっ! |
真 : |
ふん、放っといて頂戴。もうやけにならないとやってられないったら。 (椅子にふてくされた態度で座る真木) いつもいつもおんなじ顔ぶれ。あんたの顔なんてもう見飽きたわよ。………ああ、 どっかにいい男転がっていないかしら。こんなのじゃなくて。 |
デ : | 貴様………っ!(デュークの拳がふるふると…) |
真 : |
大体こんなのが何回も何回も一位だなんて、おかしいわよ。世の中間違ってるわよ。 あ、デュークっ もしかしてあんた純情なお嬢様達に変なことして票を取ったんじゃあ ないでしょうね。それとも何か袖の下でも……。 |
デ : | 馬鹿なことを言うなっ! ニコルという者がありながらどうして私がっ!! |
真 : |
じゃあやっぱり袖の下? |
デ : |
ぶっ、ぶっ、ぶっ………。 |
真 : |
ぶ? あんた何ブタの物真似してんのよ。 |
デ : |
無礼者っ!! 誰がブタだっ! いや、その前にどうして私が袖の下などを使う必要 があるんだっ!! |
真 : | へえ、ブタはいいんだ。 |
デ : |
そうではない―――っ!!! |
真 : | ああもう、うるさいわねえ。 ちょっと、静かにしゃべってくれない? |
デ : | お前が妙な事を言うからだろうっ! |
真 : | あれ? そういやニコルちゃんはどうしたの? 一緒に来たんじゃないの? |
デ : | え? ニ、ニコル? ニコル! (周りを見回す) いないじゃないかっ! |
真 : | ああ、とうとう愛想尽かされちゃったわねえ。 |
デ : |
変なことを言うなっ! ニコルッ! |
ニコル(以下、ニ : | デューク様〜 ( ほてほてと歩いてくる。腕にはなにやら色々なものが ) |
デ : | ニコル! いたのか。 ………ん? どうしたんだ? その腕の中のお菓子は。 |
ニ : |
あのね、デューク様達のお話邪魔しちゃいけないと思って、あっちに行ってみたの。 何があるかなあって。そしたら知らないお兄さんやお姉さん達がこれどうぞって。 美味しそうでしょう? それからお家に遊びに来ないって誘われたの。もっとたくさん 美味しいお菓子あるからって。デューク様と一緒だからだめって断っちゃったけど。 |
デ : | ……………ニコル………。 |
真 : |
……………危ないわね。(ぼそり) |
ニ : | デューク様? ………あ、こんにちは。 (真木に気づきお辞儀する) |
真 : |
相変わらず可愛いわね。 どう? ニコル、まだデュークに飽きない? そろそろ 粗なんか見えてきたでしょう? 浮気なんかされてない? |
ニ : | え? |
デ : |
変なことを言うなっ! ニコルッ こいつの馬鹿な話になど耳を貸さなくて いいぞ! |
ニ : | ………デューク様、浮気したんですか? |
デ : | ! してないっ 神に誓ってそんなことしていないぞっ! |
真 : | むきになるとこが怪しいと思わない? |
デ : | ………貴様……っ |
ニ : | ………(何やら考えている) |
デ : | 二、ニコル? |
ニ : | デューク様、浮気したらお仕置きしなきゃいけないんですよ。 |
デ : | ………は? |
ニ : |
昔、父様が一度だけ浮気したんです。 そしたら母様がすごく怒って父様のほっぺを バチンッって叩いたんです。 父様、とっても痛そうでした。それから母様、「お仕置き」 って言って、しばらく父様とお話しなかったんです。ずっと僕達の部屋で僕とお兄様と 一緒に寝て、全然笑わなくって、何だか家の中が寒いような感じがして、僕、とっても 怖かったです。 デューク様、浮気はだめなんですよ。 |
真 : | …………デューク……。 |
デ : |
……は…ははは………。(かすかに引きつった笑い) ニ、ニコル、大丈夫だよ。私は 浮気などしていないし、これからもするつもりはない。 |
ニ : | うん。 僕、デューク様信じてますから。 |
デ : | そ、そうだとも。 |
真 : | ……もしかしてニコルちゃんってば最強?(ぽそっ) |
…………心なしか、帰るデュークの肩が落ちておりました。 |
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終わる |
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