第二回キャラクター人気投票第一位 記念インタビュー




真木かずみ(以下、真) :   ……またあんたなの……(ため息)
デューク(以下、デ) :   失敬だな。当然だろうなにせこれほどのいい男だからな。
真 : 

 自分で言うな、自分で。……で、ニコルちゃんはどうしたの? そばにいない
ようだけど。
デ :   このようなところに可愛いニコルを連れてくるわけがないだろう。
真 : 

 前回は一緒だったくせに。言われもしないのに勝手に付いてきたくせに。
ニコルちゃんのインタビューだったのに……結局あんたが邪魔して……
デ : 

 ニコルの夫として当然だな。何せあの子はあんなに可愛いんだ。何か
あったらどうする。悪い虫でもついたら……・
真 :   もうついてるじゃない。あんたが一番悪い虫だと思うけど。
デ : 

 つくづく失敬な奴だな。私のどこか虫なのだ。私は侯爵だぞ。由緒正しい
名家の主だぞ
真 : 

 関係ない。虫は虫。(きっぱり) 可愛いニコルちゃんに悪いこと教えて
ないでしょうね。
デ :   わ、悪いこととはなんだ。私は別に……
真 : 
 目が泳いでるわよ。まさかもう手を出したんじゃあ……そういえばこの間
あんた、ニコルちゃんを食べちゃおうとしていたわね……
デ : 
 あ、味見程度だ! あんなのは……最後までいけなかったのは知って
いるだろう。
真 :   まあ、そうね。もうしばらく我慢してもらってるんだった。
デ : 


 もうしばらく?! まさかまだお預けということでは……。冗談じゃあないぞ!
一体いつまで待たせるつもりだ! それでなくてもサイトを突然休止などして
あのような中途半端なところで止めたりなどして……!
真 : 

 うっ……そ、それについては悪いと思ってるわよ。だから再開第一弾は
あんた達の話にしたじゃない。
デ : 

 だが一向に進展していないじゃないか! 一体いつになったら私はニコルを
抱けるんだ?
真 : 


 抱くってあんた、なんて直球な……でもそれはあんたにも責任あるのよ。
結婚の認可取り消しなんて大切なこと忘れているから今になって慌ててるん
じゃない。自業自得ってやつよ。
デ :   そ、それは……
真 : 
 まあもうしばらく我慢することね。いずれはちゃんと想いをとげさせてあげるから。
デ : 
 いずれ?! いずれだとっ! ちょっと待て! ということはまだ当分は私は
ニコルを抱けないということか?! おいっ!
真 : 

 ああっ もうこんな時間じゃない。まったくろくなインタビューもできなかった
わね。まあこんなところでしょう。デュークが相手だもんね。
デ :   おいっ! 質問に答えろ!
真 : 

 うるさいわね。心配しなくてもいずれはちゃんと夫婦にしてあげるわよ。
それまでおとなしく待ってなさい。
デ : 

 〜〜〜っっ!! (あまりのショックに言葉が出てこない模様。真っ青になって
口をパクパクさせています)
真 :   それでは皆様。また本編をよろしくお願いいたします。
デ : 

 お、おいっ! 待て! 話はまだ終わってないぞ! せめていつになるのか…
おいっ! 
 真木、とっとと立ち去る。
 あとには呆然としたデュークが………ご愁傷……




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