城を退出しようとした貴方を呼び止める声がありました。

振り返るとデュークが足早にこちらに歩いてきました。
彼は目の前まで歩いてくると、
申し訳なさそうに言った。

「悪かったな。 うちのニコルが失礼をして……。
お詫びに服を弁償させてもらう」

そう言うと、デュークはどこからともなく素敵なドレスを取り出し
貴方に差し出しました。
それは貴方にぴったりのものでした。


これでパーティに出席できます。


急いで着替えると、
別れ際にデュークに教えられたとおりの廊下を歩いていきました。
長い廊下を歩いていくと
目の前に大きな扉が現れました。

それを開くと、そこは豪華な大広間でした。


そして、そこには微笑むエリヤが立っていました。



















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